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UPDATE1: アジア通貨動向(28日)=フィリピンペソが4年半ぶりの高値付近、他は総じて下落

 [シンガポール 28日 ロイター] 28日のアジア通貨市場では、フィリピンの国内総生産(GDP)の伸び率が予想を上回ったことを受け、フィリピンペソが約4年半ぶりの高値近辺で推移した。一方、その他のアジア新興国通貨は、米国の財政問題やギリシャ情勢をめぐる懸念から大半が下落した。

 フィリピンペソPHP=PDSPは軟化して始まったが切り返し、1米ドル=40.855ペソに上昇。2008年3月以来の高値をつけた。

 フィリピンの経済企画庁が28日発表した第3・四半期のGDP伸び率は、季節調整済みで前期比プラス1.3%となり、エコノミスト予想のプラス0.4%を大幅に上回った。

 マニラ駐在のある外銀のディーラーは「ペソは来年にかけてまだ上昇するだろう」と指摘。堅調なGDPを受け、追加利下げが来月実施される可能性は後退したと付け加えた。

 シンガポール駐在のBNPパリバ通貨ストラテジスト、Thio Chin Loo氏は、年末までに40.500ペソまで上昇し、2013年には40.250ペソに向かうと見込んでいる。 

 ただ、ディーラーらによると、中央銀行がペソ高是正のためにドル買いを入れたもよう。ペソはマイナス圏に沈む場面もあった。

 韓国ウォンKRW=KFTCは下落。ディーラーらによると、外為当局がドル買いを入れたもよう。

 ただ、韓国の輸出業者が月末の決済向けにウォン買いを入れたため、下値は限定的だった。

 ソウル駐在のある国内銀行ディーラーは「介入への警戒感が高まっていることを考慮すれば、輸出業者の需要はあるものの、ウォンがここから上昇することはないだろう」と述べた。

 マレーシアリンギMYR=MYは下落。リスク投資意欲が低下した投資家らがドルのショートカバーに動いた。

 1米ドル=3.0550リンギあたりにチャート上の支持線があるとみられる。この水準付近は、11月16日からの上昇局面におけるフィボナッチ38.2%戻し水準や、一目均衡表の雲の下限に当たる。

 いったんこの支持線を抜ければ、フィボナッチ50%戻し水準の3.0592リンギに向かうとみられる。

 *0625GMT(日本時間午後3時25分)現在のアジア地域の通貨の対米ドル相場は以下の通り。

 円            81.76

 シンガポールドル    1.2228

台湾ドル    29.124

 韓国ウォン    1086.10

タイバーツ     30.69

フィリピンペソ    40.90

インドネシアルピア 9610.00

*インドルピー     55.45

 マレーシアリンギ  3.0525

 人民元      6.2273

*インドは祝日のため休場。

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