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UPDATE1: アジア通貨動向(7日)=大半が横ばいか堅調、フィリピンペソが上昇

 [シンガポール 7日 ロイター] 7日のアジア新興国通貨は大半が横ばいから堅調となった。フィリピンペソが前日の下落からやや上昇したことで、リスク資産に対する市場のセンチメントが上向いた。

 欧州中央銀行(ECB)が6日にさえないユーロ圏の見通しを明らかにしたことを受けてユーロがプレッシャーにさらされたものの、アジア通貨は底堅かった。

 シンガポールに駐在する三井住友銀行の岡川聡シニアグローバルマーケッツアナリストは、アジア通貨が比較的堅調な地合いとなったことについて「ユーロに売りが出たにすぎず、リスクオフに向けた動きはみられなかったため、アジアへの影響はそれほど大きくはなかった」と述べた。

 岡川氏は、シンガポールドルSGD=D3やフィリピンペソPHP=PDSP、マレーシアリンギMYR=MY、タイバーツTHB=THといった東南アジア通貨が、2013年第1・四半期も堅調になりそうだと指摘。高利回り資産を求める投資家の需要が、アジア新興国通貨を下支えし続けるだろうと予測した。

 ただ、米国の「財政の崖」をめぐり議会が合意に至らなかったり、中国経済が急速に減速したりすれば、アジア通貨は打撃を受ける可能性があると付け加えた。

 フィリピンペソはやや上昇。前日に米ドルが対ペソで上昇していたため、トレーダーらが米ドル売りのチャンスをうかがっていた。

 欧州系銀行のあるトレーダーは「投資家らは依然、1米ドル=41.00ペソを前に(米ドル)上昇局面での売りの機会を探っている」と指摘した。

 ただ、このトレーダーは、ペソが「強すぎる」ため、来年はじめに投資家の利食い売りが出る可能性があると付け加えた。

 在外フィリピン人からの送金やフィリピンの高い経済成長率、格付け会社による10月の格上げといった要因を背景に、ペソ高が続いている。

 *0655GMT(日本時間午後3時55分)現在のアジア地域の通貨の対米ドル相場は以下の通り。

 円            82.42

 シンガポールドル   1.2207

台湾ドル    29.059

 韓国ウォン    1081.65

タイバーツ     30.65

フィリピンペソ    40.93

インドネシアルピア 9620.00

インドルピー     54.19

 マレーシアリンギ  3.0505

 人民元         6.2301

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