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ユーロは過大評価されている=ロバート・マンデル博士

 [ベルリン 25日 ロイター] 1999年にノーベル賞を受賞した経済学者であるロバート・マンデル博士は、25日付の独フランクフルター・アルゲマイネ紙とのインタビューで、ユーロはドルに対して過大評価されている、との考えを示した。

 同博士は、ユーロが1.18ドルの水準で発足し、0.82ドルまで下落した後、1.60ドルに上昇したことについて「クレージーだ。わずか2―3年でユーロの価値が倍になるなど、まったくばかげている」としたうえで、「われわれは世界の為替システムを改良する必要がある」と述べた。

 インフレについては「原油高のため、当面はインフレ率が4%か5%に上昇する可能性がある。しかし、原油価格はすでに安くなっており、1バレル=100ドルを割り込む水準に戻ると考えている」と述べた。

 高インフレ局面がどの程度長期化するかについては、見解を示さなかった。

原文参照番号[nLP239423](3000Xtraをご利用の場合、配信後24時間以上経過した記事でも380日以内であれば[ID:nLP239423]でご覧になれます。なお、契約の内容によっては、原文がご覧いただけない場合もあります)

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