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アジア通貨動向(5日)=堅調、インドネシアルピアとフィリピンペソが上げ主導

 [シンガポール 5日 ロイター] 5日のアジア通貨市場はおおむね堅調。インドネシアルピアは国内の債券や株式市場への資金流入を背景に1年ぶり高値をつけた。フィリピンペソも台風の直撃を受けて海外からの送金で上昇、中銀が介入を行ったとみられている。

 中国の金融市場は国慶節の祝日のためこの日も休場。

 インドネシアルピアはドルに対してIDR=1%近く上昇し9550ルピアと約1年ぶり高値をつけた。トレーダーによると、インドネシアの株式や債券を買うために外資金融機関がルピアを買っているという。

 ただ一時の上げからは押し戻され、9570ルピアをつけている。

 ルピアは年初から15%上昇しており、他のアジア通貨より堅調となっている。

 投資家はインドネシア中銀がこの日の政策会合で、金利を過去最低水準に据え置くと予想している。

 フィリピンペソはドルに対して0.8%上昇し46.74ペソと9カ月ぶり高値をつけた。台風により、海外からの送金が増えているという。

 あるトレーダーは「海外の親戚が心配して国内に送金しており、外国からの送金が増えている」と語った。

 トレーダーによると、中銀はペソ高のペースを抑制するためにドル買いを行った。

 シンガポールドルSGD=は0.4%高で1米ドル=1.4110シンガポールドル。あるトレーダーは「米ドルは朝方シンガポールに対しても売られていた」と述べた。

 当局による介入懸念にもかかわらず、シンガポールドルは3月初め以来対米ドルで10%上昇した。

 同トレーダーは「シンガポール金融管理局(MAS)が台湾や韓国の当局ほど動いていないことから、シンガポールドルを全般的なアジアのトレンドに委ねるつもりだとの見方が広がっている」と述べた。

 MASは12日の金融政策見直しでは、政策スタンスを維持すると予想されている。4月は景気刺激のため金融緩和に踏み切った。

 *0503GMT(日本時間午後2時03分)時点のアジア各国通貨の対米ドル相場は次の通り。

 シンガポールドル    1.4105

 台湾ドル     32.255

 韓国ウォン   1173.30

 タイバーツ       33.42

 フィリピンペソ 46.75

 インドネシアルピア 9560.00

 インドルピー 47.60

 マレーシアリンギ 3.4625

原文参照番号[nSP43886](3000Xtraをご利用の場合、配信後24時間以上経過した記事でも380日以内であれば[ID:nSP43886]でご覧になれます。なお、契約の内容によっては、原文がご覧いただけない場合もあります)

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