[シンガポール 21日 ロイター] 21日のアジア通貨市場は、休日の国が多く薄商いとなるなか、韓国ウォンが対米ドル11カ月ぶり高値に上昇し、1200ウォンの節目に接近している。
この日は、インド、インドネシア、マレーシア、シンガポール、フィリピン、日本が祝日で休場。
米ドルは連邦公開市場委員会(FOMC)を控えて上昇している。
韓国ウォンKRW=は前週末から約5ウォン高の1米ドル=1202.2ウォンと2008年10月以来の高値に上昇した。外国人投資家の韓国株買いが続いていることが背景。その後、市場筋から韓国銀行の米ドル買い介入観測が聞かれた。
あるソウルのディーラーは「介入を考えると、ウォンをさらに買い上げるのは難しい」と述べた。
*0631GMT(日本時間午後3時31分)時点のアジア各国通貨の対米ドル相場は次の通り。
シンガポールドル 1.4179
台湾ドル 32.403
韓国ウォン 1202.35
タイバーツ 33.70
人民元 6.8294
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