for-phone-onlyfor-tablet-portrait-upfor-tablet-landscape-upfor-desktop-upfor-wide-desktop-up

UPDATE1: アジア通貨動向(19日)=ウォンとペソ中心に上昇、介入警戒感が上値圧迫

 [シンガポール 19日 ロイター] 19日のアジア通貨は、全般的な米ドル安を背景に、韓国ウォンとフィリピンペソを中心に上昇した。

 台湾とマレーシアの中央銀行が自国通貨の上昇抑制のため米ドル買いを実施したもようで、両通貨の上値が抑えられた。ウォンも韓国当局が介入するのではないかとの警戒感で、1米ドル=1110ウォンは突破できなかった。

 ディーラーによると、ドル指数が2カ月ぶり安値をつけたため、アジア通貨は堅調に推移すると予想されている。

 市場参加者は、中国の胡錦濤国家主席の訪米に伴う米中首脳会談にも注目している。

 ウォンKRW=KRW=KFTCは、韓国の現代重工業009540.KSが米企業から1兆1400億ウォン規模の受注を獲得したと発表したことも好材料となった。

 市場参加者はドルのロングポジションを解消したが、市場では介入警戒感も強まっている。

 あるディーラーは「ウォンが1110ウォンを超えて上昇するとの見方はほとんどない。この水準では、オフショア筋の積極的な買いは見られない」と語った。

 フィリピンペソは対米ドルで0.4%高。ユーロ上昇や、2010年の国際収支が144億ドルと過去最高の黒字となったことで、買い優勢となった。

 クレディ・アグリコルは、インフレ懸念は根拠がないとし、経常収支が大幅な黒字のためペソは今年末には41.50ペソに強含むとの見通しを示した。「中銀は出遅れず、金融引き締めはペソを支援するだろう」と指摘し、今年2回の25ベーシスポイント(bp)の利上げを見込んでいる。

 台湾ドルTWD=TPは対ドルで1.5%上昇。中銀のドルへのビッドが多くみられ、29台湾ドルよりは弱めで推移している。このため投資家や輸出筋はドル売りを仕掛けにくい状況となっている。

 地元銀行のトレーダーは、来週は中国の春節を前に輸出筋のドル売りを見込んでいる。またシンガポールの米系銀行トレーダーは、台湾中銀は29台湾ドルを当面防衛するだろうとの見方を示した。

 *0715GMT(日本時間午後4時15分)のアジア各国通貨の対米ドル相場は以下の通り。

 シンガポールドル   1.2800

 台湾ドル       29.014

 韓国ウォン    1110.45

 タイバーツ     30.41

 フィリピンペソ  44.32

 インドネシアルピア 9045.00

 インドルピー    45.37

 マレーシアリンギ  3.0510

 人民元       6.5820

for-phone-onlyfor-tablet-portrait-upfor-tablet-landscape-upfor-desktop-upfor-wide-desktop-up