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UPDATE1: アジア通貨動向(7日)=ペソやルピー中心に軟化、米雇用統計控えドルにショートカバー

 [ソウル 7日 ロイター] 7日のアジア通貨市場では、米雇用統計の発表を控えて米ドルのショートカバーが入り、アジア通貨が軟調に推移している。フィリピンペソとインドルピーが下げを主導している。

 ソウルの為替ストラテジスト、Jeong My-young氏は「雇用統計が予想通り、あるいは予想よりも良ければドルが上昇し、アジア通貨の買いに消極的なムードが広がるだろう。雇用統計が失望を招く内容だったとしても、リスク回避姿勢が強まり、ドルのショートカバーが加速する可能性がある」との見方を示した。

 ロイターが実施したエコノミスト調査によると、12月の米非農業部門雇用者数は17万5000人増加すると予想されている。今週、民間の雇用データが発表される前は14万人の増加が見込まれていたが、そのデータで過去最大の雇用増が明らかにされたため、予想が引き上げられた。

 ペソPDSPESOは1米ドル=44.00ペソで寄り付いた後、44.12ペソまで下落。ドルのショートカバーが膨らんだ。

 ディーラーによると、フィリピン中銀が市場介入を行わなければ、ペソは44.20ペソまで下落すると予想されている。ただ、44.30ペソの水準は強い支持線になっているという。

 インドルピーINR=INはユーロに追随して下落し、一時0.3%安。米雇用統計の発表が控えていることも背景にある。株式相場は値動きが荒く、海外資金の動きに明確な方向性を与えていない。

 アンドラ銀行の外為シニアディーラー、Vikas Chittiprolu氏は「米雇用統計を前にボラティリティは続くだろう。きょうは大きくみて1米ドル=45.25─45.55ルピーのレンジ取引となり、ドル指数と株式相場の方向性が注目される見通し」と語った。

 台湾ドルTWD=TPは他のアジア通貨とは逆の動きとなり、対米ドルで2%超上昇。

 現地の銀行トレーダーは「海外のファンド筋はドル買いを続けている。米雇用統計で好材料が示されることを期待している」と語った。

 台湾ドルは一時、1米ドル=29.220台湾ドルまで上昇。前日終値は1米ドル=30.101台湾ドルだった。 

 *0620GMT(日本時間午後3時20分)のアジア各国通貨の対米ドル相場は以下の通り。

 シンガポールドル   1.2965

 台湾ドル       29.337

 韓国ウォン    1119.90

 タイバーツ     30.27

 フィリピンペソ  44.10

 インドネシアルピア 9002.00

 インドルピー    45.38

 マレーシアリンギ  3.0670

 人民元       6.6311

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