[20日 ロイター] - 豪資源会社のフォーテスキュー・メタルズ・グループは20日、2030年までに鉄鉱石事業で化石燃料の使用を停止するため62億ドルを投じる計画を発表した。
2─3ギガワット規模の再生可能エネルギー発電と蓄電設備の導入や環境に優しい鉱山車両の採用などを計画している。
主に24─28会計年度に実施する予定で、30年までに年間約7億リットルのディーゼルと1500万ギガジュールのガスの置換が可能になり、年間300万トンの二酸化炭素排出量が削減される。
30年までに30億ドルのコストを削減し、34年までに投資を回収する。30年以降は年間8億1800万ドルのコスト削減が見込める。
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