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J・P・ベルモンド氏死去、88歳 「勝手にしやがれ」など主演

9月6日、フランスの俳優ジャンポール・ベルモンドさんが死去したとAFP通信が報じた。88歳だった。写真は1998年、ベルリン国際映画祭に参加する・ベルモンドさん(2021年 ロイター/Reinhard Krause)

[パリ 6日 ロイター] - 映画「勝手にしやがれ」などで知られるフランスのスター俳優ジャンポール・ベルモンドさんが6日に死去した。88歳だった。仏映画界に新風を起こした「ヌーベルバーグ」運動の代表的存在として人気を博した。

1933年、パリ近郊のヌイイシュルセーヌに生まれ、パリの国立高等演劇学校で学んだ。ジャンリュック・ゴダール監督の「勝手にしやがれ」(1960年)ではチンピラ役を演じて世界的なスターダムにのし上がり、「気狂いピエロ」(1965年)などでも高い評価を得た。

その魅力は皮肉と繊細さ、温かみや無意識の安らぎが生み出す新しいロマンティックとされ、ヌーベルバーグの代表であるフランソワ・トリュフォー氏、アラン・レネ氏、ルイ・マル氏といった監督作品にも起用された。

自らスタントをこなすことも多かったベルモンドさんはその後、多くのコメディー映画やアクション映画に出演。ただ、芸術作品から商業作品に転向したことについて、才能を無駄にしたという批判も受けた。これについて、本人は「ある俳優が成功すると他人は、努力をせずリスクを取りたくないから楽な道を選んだ、と背を向ける」と反論した。

マクロン大統領はベルモンドさん死去を受け、フランスが「国の宝」を失ったとツイートした。

AFP通信などによると、代理人のミシェル・ゴデスト氏はベルモンドさんが自宅で亡くなったと明かし、「フランス中が悲しんでいるようだ」と語った。

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