[パリ 15日 ロイター] - フランス国立統計経済研究所(INSEE)は15日、最新の経済見通しを公表し、新型コロナウイルス流行に伴う医療面の危機が落ち着けば、2021年上半期に景気が回復するとの見通しを示した。
INSEEは来年第1・四半期の成長率を前期比3%、第2・四半期は2%と予想。来年半ば時点で、経済規模は危機前を3%下回るとの見通しを示した。
今年第4・四半期は4%のマイナス成長を見込んでいる。
フランスでは、新型コロナの感染拡大を抑えるため10月末に再び都市封鎖(ロックダウン)が導入された。
INSEEは、2020年の成長率はマイナス9%になる見通しとした。仏政府はマイナス11%と予想している。
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