June 5, 2018 / 12:45 AM / 16 days ago

急速に改革進むフランス、具体的な歳出削減策が必要=IMF報告

[パリ 4日 ロイター] - 国際通貨基金(IMF)は4日公表したフランス経済に関する年次審査報告書で、マクロン政権下で改革が急速に進む一方、歳出の削減方法についてより具体的な計画を示す必要があると指摘した。

 6月4日、国際通貨基金(IMF)は公表したフランス経済に関する年次審査報告書で、マクロン政権下で改革が急速に進む一方、歳出の削減方法についてより具体的な計画を示す必要があると指摘した。写真は会見するマクロン大統領。5月にパリで代表撮影(2018年 ロイター)

IMFは「意欲的なペースでの改革により、フランスは欧州諸国の中で改革のリーダーとなった」とし、昨年の労働法改正による規制緩和で投資と雇用が増え、成長が後押しされるだろう、と指摘した。

その上で、企業寄りのマクロン政権が公的債務を縮小軌道に乗せるためのより具体的な計画が必要だとした。

フランスでは教育と医療が無償で提供され、格差も比較的小さいまま維持されてきたが、そのために歳出が増加し、納税額は先進国で最高レベルとなっている。

IMFは「2019年予算から、政府のあらゆるレベルで具体的な歳出改革に着手することがマクロン政権の戦略の信用性において重要だ」とした。

IMFはまた、フランスが議論を続けている年金制度改革の一環で、年金の受給開始年齢の引き上げを検討すべきと指摘。退職に伴う新規採用をなくし、地方自治体を統合することで公務員の数を削減すべきとする一方、福祉給付金をより効率的に支給し、簡素化すべきと提案した。

フランス経済の見通しについては、今年も力強い成長を続けるものの、昨年ほどは伸びないと予想した。

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