[パリ 5日 ロイター] - フランスのルメール経済・財務相は週刊誌ジュルナル・デュ・ディマンシュとのインタビューで、同国経済は2022年1─3月期までに新型コロナウイルス危機前の水準に戻るとの見通しを示した。支出と投資が回復するとしている。
ルメール氏は、今年の成長率目標が5%であることをあらためて確認。クレジットカードによる支払いが急増していること、休暇シーズンに向けた旅行の予約が増えていること、衣料品の購入が増加している最近の傾向に触れ、フランス経済が急速に成長軌道に戻りつつあると指摘した。
また、コロナ対策で拡大した債務は2025年に安定しはじめ、その後減少に転じるだろうと予想。公共部門の債務は2027年に国内総生産(GDP)比3%を下回るとの見通しを示した。
私たちの行動規範:トムソン・ロイター「信頼の原則」