[パリ 22日 ロイター] - フランス中銀のビルロワドガロー総裁は22日、RTLラジオの番組で、同国は経済成長を続けており、今年は景気後退(リセッション)を回避できるとの見方を示した。
総裁は「われわれの中心シナリオはプラス成長だ」と強調。一方で、物価は依然として高過ぎるため、個人消費に打撃を与えていると懸念を示した。
フランス中銀は21日公表した四半期予測で、今年の経済成長率を2.3%(3月時点は3.4%)、23年については1.2%(同2.0%)に下方修正した。一方、24年は1.7%(同1.4%)に引き上げた。
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