[パリ 3日 ロイター] - IHSマークイットが3日発表した9月の仏サービス部門購買担当者景気指数(PMI)改定値は51.1と前月の53.4から低下した。速報値の51.6から下方改定された。新規事業の伸びが鈍化した。
総合指数も50.8と8月の52.9から低下した。速報値は51.3だった。PMIは50が好不況の分かれ目となる。
IHSマークイットのエコノミスト、エリオット・カー氏は「第3・四半期の終わりに民間部門の活動が弱まった」と述べ、サービス業の伸びが鈍化し、製造業も再び落ち込んだと分析した。
その上で「サービス部門の結果は特に心配だ。製造業(の低迷)の影響が及びつつあることを示すものだ」と指摘した。それでもフランスは他の欧州諸国よりも良い状況にあると述べた。