[パリ 4日 ロイター] - IHSマークイットが発表した2020年12月の仏製造業購買担当者景気指数(PMI)改定値は51.1と、前月の49.6から上昇した。生産の伸びに支えられた。速報値から変わらず、景況の拡大・悪化の分かれ目となる50を上回った。
IHSマークイットのエコノミスト、エリオット・カー氏は「11月の悪化を受けて事業環境が回復したほか、生産がプラスに転じた。先行きをみると、新型コロナウイルスワクチンへの期待から各社は生産の伸びが続くことに非常に楽観的となっている。現時点では需要環境が引き続き抑制的となっているものの、2021年第2・四半期に回復ペースが加速し始めるとわれわれは予想している」と述べた。
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