[パリ 8日 ロイター] - フランスのマクロン大統領は8日、新型コロナウイルス感染拡大で閉鎖されていたバーやレストランに対し、接客業界の段階的な正常化に向け政府として人材確保を支援すると表明した。
接客業の経営者は、店舗閉鎖や従業員の帰休が何カ月も続き、人材確保がより困難になっていると警告していた。
大統領は、接客業界では11万人の労働者が不足していると指摘。「できるだけ早期の補充を目指す」と述べたが、支援方法の詳細には触れなかった。
フランスはコロナ規制の緩和を進めており、9日からはレストラン、バー、カフェの屋内営業が可能となる。ジムも再開が許可され、夜間外出禁止の開始時間は午後11時に繰り下げられる。
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