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アレサ・フランクリンさんのひつぎ公開、会場周辺にファンが長い列

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[デトロイト 28日 ロイター] - 今月16日にすい臓がんのため76歳で死去した米歌手アレサ・フランクリンさんの遺体が28日、デトロイトのアフリカ系アメリカ人歴史博物館に安置され、一般に公開された。

多くのファンが、「ソウルの女王(クイーン・オブ・ソウル)」として知られたフランクリンさんに最後のお別れをしようと、会場の周囲に長い列を作った。

フランクリンさんの遺体は、金めっきが施されふたが開けられたひつぎに収められた。ピンク色の花々が飾られ、ドレスやハイヒール、口紅、イヤリングなどはすべて赤い色で統一された。博物館の入り口には「私たちの女王よ、永遠なれ」と書かれた垂れ幕が掲げられた。

ファンらは、フランクリンさんは数々のヒット曲を超えたものを遺したと話す。3時間近く列に並んでいるというアルマ・ライリーさん(67)は「アレサは、多くの女性が自分たちを見直すきっかけを作った。男性の女性への見方も変えた」と語り、「そうしたリスペクトが欠けていると感じられる今、特に重要なこと」と付け加えた。

フランクリンさんが1967年に初めて全米1位を獲得した曲「リスペクト」は、公民権運動やフェミニスト運動におけるアンセムとして歌われた。

28─29日の一般公開の後、31日にデトロイトのグレーター・グレース・テンプルで葬儀が行われ、チャカ・カーン、スティービー・ワンダー、ジェニファー・ハドソンらが歌を捧げる。ビル・クリントン元大統領も弔辞を述べる予定。

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