January 11, 2019 / 1:30 AM / 13 days ago

米FRB、経済への逆風持続なら政策で対応=クラリダ副議長

 1月10日、米連邦準備理事会(FRB)のクラリダ副議長は、世界経済の減速による逆風が続いた場合に米経済を守るため、FRBは政策調整に備えるべきとの考えを示した。写真はFRBのロゴ。昨年6月にワシントンで撮影(2019年 ロイター/Joshua Roberts)

[10日 ロイター] - 米連邦準備理事会(FRB)のクラリダ副議長は10日、世界経済の減速による逆風が続いた場合に米経済を守るため、FRBは政策調整に備えるべきとの考えを示した。

パウエルFRB議長もこの日、米経済の動向を見守る中でFRBは追加利上げの判断を忍耐強く行うことができるとの認識を示しており、クラリダ副議長の発言は、様子見の姿勢や政策調整の可能性を示す最近の当局者のメッセージを一段と強める格好となった。

クラリダ副議長は、海外の成長は「ここ数カ月で若干鈍化」しており、株価の下落や市場金利の上昇は金融状況が「かなり」引き締まったことを意味していると指摘。

「こうした最近の動向は、米経済への逆風となっている。逆風が続く場合、それを相殺するため、先を見据えた適切な政策で対応すべきだ」との考えを示した。

その上で「FRBは政策を調整する方法を辛抱強く見極めることが可能」とし、持続的な最大雇用と低く安定したインフレという、FRBの目標に比較的近い状態で米経済が今年のスタートを切ったことなどが背景にあると指摘した。

米経済の状況は現時点で好ましいとも述べ、昨年と同様に潜在成長率を上回る拡大が続くとの見通しを示した。

ただ、インフレ指標がこのところ弱含んでいることを踏まえると、インフレ率が目標の2%付近をどこまで持続的に維持できるかは不透明だとした。

副議長はさらに、資産縮小戦略の「変更を躊躇(ちゅうちょ)しない」と述べ、資産縮小も含めFRBの金融政策に「あらかじめ決まった道筋」はないとの立場をあらためて強調した。

0 : 0
  • narrow-browser-and-phone
  • medium-browser-and-portrait-tablet
  • landscape-tablet
  • medium-wide-browser
  • wide-browser-and-larger
  • medium-browser-and-landscape-tablet
  • medium-wide-browser-and-larger
  • above-phone
  • portrait-tablet-and-above
  • above-portrait-tablet
  • landscape-tablet-and-above
  • landscape-tablet-and-medium-wide-browser
  • portrait-tablet-and-below
  • landscape-tablet-and-below