March 10, 2019 / 11:22 PM / 13 days ago

米FRBは金利変更を急がず、海外発のリスクに注目=パウエル議長

 3月10日、パウエルFRB議長(写真)は、米CBSテレビのインタビューで、FRBは利上げを急がないとの考えを示した。ワシントンで1月撮影(2019年 ロイター/Leah Millis)

[ワシントン 10日 ロイター] - 米連邦準備理事会(FRB)のパウエル議長は、米CBSテレビのインタビューで、FRBは世界経済の減速が米国内の状況にどのような影響を及ぼすか見極めているため、金利変更を「急ぐいかなる必要性も感じていない」と表明した。

議長は、現在金利は「適切」で、景気を刺激も抑制もしない「概ね中立」の水準にあると指摘。

中国と欧州の経済減速やその他の世界的要因が米経済の健全な見通しに対する最大リスクだとの認識を示したが、海外についても「非常に悪い結末」は想定し難いと述べた。

金融危機については「多くの人々の生活に大きな損害を与えた。そして全てが元通りにならないことは言うまでもない」と説明。ただ、「米金融システムは金融危機前に比べてショック耐性が大きく高まり、強固になった」と強調。一方で、サイバー攻撃のリスクが引き続き主要な懸念要因だとした。

「景気循環は消滅していないが、米景気が引き続き拡大すると見通せない理由はない」と語った。

また、グリーンスパン元FRB議長が「根拠なき熱狂」という言葉で表した株価の過熱を示す証拠はほとんどないとの見方を示した。金利スプレッドや株式市場の各指標、その他の金融市場の指標は長期的な水準近くで推移していると説明した。

トランプ大統領の発言については、自身がコメントするのは「適切」ではないと述べた。ただ、大統領が政策を巡る対立でパウエル氏を解任する法律上の権限があるとは思わないと語った。

FRBが最近、「忍耐強い」姿勢にシフトし、利上げを停止したことについては、トランプ大統領とは関係ないと述べた。

*内容を追加します。

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