[ワシントン 15日 ロイター] - 米リッチモンド地区連銀のバーキン総裁は15日、高インフレと労働力不足が新型コロナウイルス流行の影響でありいずれ緩和するのか、それとも経済のより持続的な変化を反映したものなのかを連邦準備理事会(FRB)が理解するには少なくともあと数カ月かかる可能性があると述べた。
総裁はヤフー・ファイナンスで、FRBは高インフレが持続する恐れがあると判断した場合、利上げを躊躇しないだろうとしつつ、「インフレがより正常なレベルに戻るかどうかを評価するためあと数カ月あるとわれわれにとって助かる。労働市場は開放されるのだろうか。現実を見極める一定の時間を持つことは有益だと思う」と語った。
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