March 29, 2019 / 1:07 AM / 23 days ago

ムーア氏のFRB理事指名、金融政策左右せず=セントルイス連銀総裁

 3月28日、米セントルイス地区連銀のブラード総裁(写真)は、トランプ大統領が米連邦準備理事会(FRB)のパウエル議長体制に批判的なスティーブン・ムーア氏をFRB理事に指名したことでFRBの政策が変わる可能性は低いとの考えを示した。昨年10月にシンガポールで撮影(2019年 ロイター/Edgar Su)

[ミルウォーキー 28日 ロイター] - 米セントルイス地区連銀のブラード総裁は28日、トランプ大統領が米連邦準備理事会(FRB)のパウエル議長体制に批判的なスティーブン・ムーア氏をFRB理事に指名したことでFRBの政策が変わる可能性は低いとの考えを示した。

ブラード総裁は「連邦公開市場委員会(FOMC)は19人で構成される大規模な組織であり、1人の意見が優勢になることはない」と発言。「大勢のスタッフが多くの分析とともに金融政策の方向性を検討しており、これらの情報も政策判断の一要素となっている」と述べた。

総裁は、ウィスコンシン大学で開かれた金融政策に関する会合での講演後、記者団に対し「大統領は自身の見解を最も代弁すると思う人物を選ぶことができる。それが大統領の権限だ」と発言。

個人的にはムーア氏をよく知らないとした上で、党派心があらわな理事候補、あるいはトランプ大統領による政策批判によってFRBが直面する恐れがあるリスクは大きくないとし、「金融政策はおおむね継続される」と述べた。

トランプ大統領は22日、保守系経済コメンテーターのムーア氏をFRB理事に指名した。

トランプ大統領は昨年、FRBの利上げをたびたび批判。減税計画でトランプ氏に助言したムーア氏は、FRBは直ちに50ベーシスポイントの利下げを実施すべきと主張している。

ブラード総裁は28日、現時点で利下げを協議するのは時期尚早だと発言。米経済は第2・四半期以降に回復する可能性が高いとした。

現在、FRB理事のポストは2つが空席となっている。大統領に指名された理事候補は上院で承認される必要がある。

*内容を追加しました。

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