[東京 30日 ロイター] - 富士電機6504.Tは30日、子会社の富士電機ITソリューション(FSL)と他社との間で総額242億円の架空取引があったと明らかにした。
発表によると、2015年3月から2019年10月までの間、ある取引先から求められ仕入先と販売先との間の取引を行ったが、いずれも実体がないもの(架空取引)だったという。
東芝6502.Tは12月18日、連結子会社東芝ITサービスの一部で実在性に疑義のある取引が複数年にわたって行われていたことが分かったと発表。
朝日新聞は1月24日、FSLを含め少なくとも5社が架空取引に関わっていたことが判明したと報じていた。
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