[2日 ロイター] - 株価指数を算出するFTSEラッセルとMSCIは2日、全ての指数からロシア株を除外すると発表した。
FTSEラッセルは7日から適用するとした。一方、MSCIは9日の取引終了時に適用すると明らかにした。
MSCIはまた、MSCIロシア指数を新興国市場からスタンドアローン市場ステータスに分類変更すると発表した。
MSCIによると、2月28日に開始した調査期間中に世界中の多くの市場参加者からフィードバックが寄せられ、現在のロシア株式市場は投資不可能であり、ロシア株を「MSCIエマージング・マーケット指数」から除外すべきとの意見が圧倒的多数だったという。
ロシア株はMSCIの新興国株指数におけるウエートが3.24%、世界株指数におけるウエートが約30ベーシスポイントとなっている。
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