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経営統合がベスト、ゼロックス説得が私の役目=富士ゼロックス社長

 7月10日、富士ゼロックスの玉井光一社長は、ロイターのインタビューに応じ、富士フイルムホールディングスと米事務機器大手ゼロックスの経営統合計画が暗礁に乗り上げていることについて、経営統合がベストな選択だと改めて主張した上で、ゼロックスを説得するのが私の役目だと強調した。写真は1月撮影(2018年 ロイター/Thomas White)

[東京 10日 ロイター] - 富士ゼロックスの玉井光一社長(富士フイルムホールディングス4901.T副社長)は10日、ロイターのインタビューに応じ、富士フイルムと米事務機器大手ゼロックスXRX.Nの経営統合計画が暗礁に乗り上げていることについて、経営統合がベストな選択だと改めて主張した上で、ゼロックスを説得するのが「私のミッションだ」と強調した。

ゼロックスは5月13日、富士フイルムとの経営統合を撤回すると発表。6月25日には半世紀以上続いた合弁会社の契約を更新せず、アジア太平洋地域に直接進出する考えを示した。これについて玉井社長は「計画には無理がある」と指摘。コストや時間などを考えると「あまりにも対価に合わないので、そうはならないと私は確信を持っている」と述べ、提携は維持されるとの見方を示した。

両社の対立は泥沼化の様相を呈しており、訴訟にまで発展している。ただ、そうした状況とは裏腹に、合弁会社の運営はこれまでと変わらず、良好な関係が維持されているという。こうした状況から、玉井社長は「おそらく、ゼロックスも経営統合がベストと思っている」と述べ、「富士ゼロックスの経営トップとして、ゼロックスの経営陣に対し、経営統合がベストだということをきちんと伝えていく」と説得に自信を示した。

あくまで私見としながらも、「あまり遠くない」時期にまとまるとの見通しを示した。

富士ゼロックスが手掛ける複合機の市場はペーパレス化などの流れから減少傾向が続いていたが、2017年は増加に転じた。玉井社長は「成長路線に乗せたい」と述べ、「単なるコピーやファクスができるだけでなく、ソリューションサービスなどを付加して増やしていきたい」と拡大に意欲を見せた。

*内容を追加しました。

志田義寧 山崎牧子

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