[東京 7日 ロイター] - 富士ソフトは7日、大株主の運用会社3Dインベストメント・パートナーズから請求された臨時株主総会の開催日程を12月4日に決めたと発表した。
3Dは取締役4人の選任を求めており、富士ソフトはこのうち2人を会社側提案に含め、残り2人には反対している。知識や経験などが現在の取締役や取締役候補と重複する上、経営委員会が面談した結果、反対を決めたとしている。
富士ソフトは、さらに3人の取締役選任を会社案として提案する。
3Dは3月の株主総会でも企業統治の改善を求めて社外取締役の選任を要請。否決されたものの、4割近くの賛同率を得た。
3Dはその後富士ソフト株を買い増し、10月4日に関東財務局へ提出した報告書によると、21.45%を保有している。
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