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UPDATE2: 一般勘定資産は1兆円強増加、うち半分弱は外債へ=明治安田生命13年度運用計画

 [東京 24日 ロイター] 明治安田生命は24日、2013年度の資産運用計画で、一般勘定資産を1兆円強増やす方針を明らかにした。会見した山下敏彦常務執行役によると、このうち半分弱を外債投資に充てる。オープン外債とヘッジ付き外債の割合は、ヘッジ付きの方をやや多めにするという。

 前提となる為替レートは、ドル85─105円、ユーロ110─135円を想定。年央にかけて円高への揺り戻し局面があるとみており、年度末はそれぞれ96円、124円と現水準よりもやや円高を見込んでいる。

 外為市場では、円安の持続性を見極める上で、生命保険会社のオープン外債投資が活発化するかどうかに注目が集まっているが、山下常務執行役は「しばらく前と比べれば、今の海外金利と為替はどんどん買っていこうという水準ではない」と現時点では慎重な姿勢を示した。「為替リスク、通貨の分散に留意しつつ、中長期的な視点で投資をしていく」という。

 ヘッジ付き外債については、国内の金利水準が低い場合に、国内債券の代替として投資を検討する。

 2012年度末の外債残高は3兆2000億円程度あり、オープンとヘッジ付きの割合は「ほぼ半々」(山下常務執行役)。

 米10年金利は緩やかな上昇を予想しており、レンジは1.5─2.5%、年度末2.20%を見込んでいる。

 <増加資産の半分超は円建て公社債へ>

 円建て公社債は増加を計画。ALM(資産・負債の総合管理)推進の観点から中心となる資産と位置付けており、「今年度の増加資産1兆円強のうち、半分を超えるレベルを円建て公社債に投資する」(山下常務執行役)計画だが、「国内金利環境が大きく動いているので、買い入れについては慎重に進めていく」(同)方針だ。

 山下常務執行役は「現在の国内金利は水準が非常に低く、ボラティリティが高くなっていることから、国内債券は投資をしにくい状況にある」と指摘。「超長期国債を買っていくのが基本」としながらも、「国内債券の純増を図ることが難しい場合には、買いやすいタイミングまで最小限の買い入れにとどめて、他資産に投資することも考えている」と述べた。

 2013年度の長期金利レンジは0.30─0.80%、年度末に0.70%を想定している。日銀は2年程度で2%の物価目標を掲げているが、山下常務執行役は「インフレ率が2%になって現在の金利が続いているということは可能性としてはないのではないか。13年度末に0.7%を見込んでいるが、2年後の2%に向けて何らかの兆候が途中から表れ、金利が徐々に上昇する可能性がある」との見方を示した。

 日経平均株価のレンジは9000─1万4000円、年度末に1万3500円を予想。過度な政策期待の反動や欧州情勢への懸念から、年央にかけて調整リスクがあるとみている。同社はALMの観点から価格変動資産の残高圧縮を進めており、相場変動にかかわらず「株式は粛々と削減をしていく」(山下常務執行役)方針という。

 (ロイターニュース 志田義寧:編集 内田慎一)

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