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UPDATE2: 国債の低金利長期化なら外債へ投資を検討=2013年度・住友生命運用計画

 [東京 24日 ロイター] 住友生命保険は24日、2013年度の一般勘定資産の運用計画で、国内債券は引き続き純増とする方針を示した。外債については、相場動向をにらみ機動的に運用するという。為替レートは通年で、ドル88円─115円、ユーロ108─145円と見込んでいる。運用企画部長の松本巌氏によると、前年度に比べて国債への資金投入額は限られる一方、国債金利の低位での推移が長期化するなら、外債への資金投入を検討するという。外債については、円高リスクは後退しており、オープン外債で為替リスクを一部とるとしている。運用方針勉強会で述べた。

 <国債、金利上昇を待つスタンス> 

 2012年度、国債の残高は純増となったが、2013年度も引き続き純増させる方針。ただ、黒田東彦日銀総裁のもとでの緩和策を見越して前年度中に前倒しで資金を投入したこともあり、今年度の国内債券の純増額は昨年度に比べ半分以下になる見込み。「金利がそれなりの水準まで上昇するまでじっくり待ってゆくというスタンス」(松本氏)で臨む。

 今年度の10年債の予想レンジは0.20%―1.00%、20年債の予想レンジは0.80%―2.00%。

 <日銀緩和や貿易赤字で「円高リスクは後退」>

 外債は、昨年度下期の海外金利が上昇した局面で積み増しを行った。今年度は相場動向をにらみながら機動的に運用する方針。昨年度中に積み増している影響で、今年度の残高は基本的には横ばいを想定している。ただし、松本氏は、国内金利の低位での推移が長期化した場合には外国債券への資金シフトを検討していかなければならないとした。その場合には、米国やオーストラリアのほか、ドイツ、フランス、オランダなどの欧州の国債、準ソブリンが投資の中心になると述べた。

 松本氏は、日銀が打ち出した異次元緩和と貿易収支の赤字化で円高リスクは後退したとの認識のもと、「当社の外国債券に関しては大半がヘッジ付き外債で、オープン外債が占める割合はほんの一部だが、オープン外債の中でも一部について為替リスクをとる方向で検討している」と述べた。そのうえで、「金利リスクと為替リスクをコントロールする中で行うため、為替リスクをとる運用で想定する金額は限定的」との見方を示した。

 外債の今年度の予想レンジでは、米10年債が1.50―2.75%、独10年債が1.00%―2.00%。

 なお、今回の説明会では、各資産クラスとも実績や計画について具体的な数値は示されなかった。

  (ロイターニュース 和田崇彦;編集 田中志保、内田慎一)

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