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米国債を購入するのは景気後退リスクがある場合のみ=PIMCO・CIO

 [ニューヨーク 6日 ロイター] 米債券運用会社パシフィック・インベストメント・マネジメント・カンパニー(PIMCO)のビル・グロス最高投資責任者(CIO)は6日、米国債のショートポジションを解消し購入を再開するのは、米経済がリセッション(景気後退)に向かって逆戻りした場合だけだと述べた。

 PIMCOの旗艦ファンド、「トータル・リターン・ファンド」の米国債保有ポジションが3月に売り持ちとなったことが4月11日に報じられて以降、米国債価格は大きく上昇している。

 グロスCIOは6日、米国債のショートポジションを変えるものは何かと質問に対し「米国債の利回りは現在、インフレとの関連で見ると歴史的平均水準を大きく下回っている」と指摘した。

 その上で「恐らく債券相場がさらに上昇するとの見方を正当化するのは、弱い経済成長、あるいは将来再びリセッションに陥り、インフレとインフレ期待が大きく低下した場合だけだ」と述べた。

 同CIOは、現段階では、マイナスの実質金利が商品相場などインフレ上昇につながる価格に及ぼす影響を踏まえると、国債利回りは上昇することが予想されると指摘。「債務上限や赤字削減をめぐるフラストレーションや、QE2(量的緩和第2弾)が6月末で終了することも債券相場の悪材料だ」と話した。

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