[東京 29日 ロイター] 国際投信投資顧問はVIX指数に連動する国内初の
ETF「国際のETF VIX短期先物指数」を12月15日に設定。同20日に大阪証
券取引所への上場を予定している。同社にとってETFの設定は初めて。
同ファンドは、指数連動有価証券への投資を通じ、基準価額の変動率を円換算した
S&P 500 VIX短期先物指数(S&P 500 VIX Short─Term Futures Index Total
Return)の変動率に一致させることを目指して運用する。
「S&P 500 VIX短期先物指数」はCBOE(Chicago Board Options
Exchange:シカゴオプション取引所)先物取引所に上場されているVIX指数先物の第1
限月と第2限月をロールオーバーした場合のリターンを指数化したもので、「VIX」と
は、ボラティリティ・インデックス(Volatility Index)のこと。「VIX指数」は、
CBOEがアメリカの主要株価指数の1つであるS&P 500種指数のオプション取引
の値動きをもとに算出・公表するもので、将来の株式市場に対する投資家心理を示すもの
として利用され、数値が高いほど投資家が相場の先行きに不透明感を持っているとされて
いる。
ファンドの詳細は以下のとおり。
設定上限額:10億円
分類 :追加型/海外/その他資産/ETF/インデックス型
手数料 :販売会社が決める
信託報酬 :純資産総額に対して年率0.3780%(税込み)以内
販売会社 :バークレイズ・キャピタル証券、
三菱UFJモルガン・スタンレー証券