April 11, 2019 / 10:21 PM / 11 days ago

インタビュー:中国、想定以上に減速ならリスクに=古澤IMF副専務理事

 4月12日、国際通貨基金(IMF)の古澤満宏副専務理事は現地時間11日、米ワシントンでロイターの取材に応じ、世界経済について「引き続きアジアがけん引している状況に変わりない」との認識を示した。2017年撮影(2019年 ロイター/Issei Kato)

[ワシントン/東京 11日 ロイター] - 国際通貨基金(IMF)の古澤満宏副専務理事は現地時間11日、米ワシントンでロイターの取材に応じ、世界経済について「引き続きアジアがけん引している状況に変わりない」との認識を示した。

長引く米中貿易摩擦で貿易量に加えて投資も減少している現状に触れ、「貿易交渉が予想外の結末になり、中国経済が予想以上に減速すれば今後のリスクとなり得る」との見方も示した。

IMFは9日発表した世界経済見通し(WEO)で、2019年の成長率予測を3.3%に下方修正した。日米欧の主要国で見通しが引き下げられたが、中国は6.3%と、1月時点の予測からは0.1ポイントのプラス改定だった。

古澤副専務理事はインタビューで「中国は景気刺激のための手段をまだ持っているし、それを効かせていくだろう。経済全体のファンダメンタルズを強化するには構造改革も必要で、そうした認識は共有されている」と述べた。

米連邦準備理事会(FRB)の利上げ休止に関しては「アジア経済のみならず、世界経済全体にとってポジティブ」と語った。

政府・日銀が目指す物価2%目標を巡っては「インフレがなかなか上がらないという国は日本だけでなく、他にもある。(物価が上がらないから金融緩和政策を)見直すのは望ましくない」との認識を示した。

その上で、金融政策だけでなく財政、構造改革を念頭に「全ての政策のバランスを取りながらコーディネートしていかないと、良い結果に結びつかない」と語った。

編集:山口貴也

0 : 0
  • narrow-browser-and-phone
  • medium-browser-and-portrait-tablet
  • landscape-tablet
  • medium-wide-browser
  • wide-browser-and-larger
  • medium-browser-and-landscape-tablet
  • medium-wide-browser-and-larger
  • above-phone
  • portrait-tablet-and-above
  • above-portrait-tablet
  • landscape-tablet-and-above
  • landscape-tablet-and-medium-wide-browser
  • portrait-tablet-and-below
  • landscape-tablet-and-below