January 17, 2019 / 8:03 AM / in 3 months

国際経済秩序や協調、危機に瀕している=G20あいさつで麻生財務相

 1月17日、麻生太郎財務相は、都内で開幕した20カ国・地域(G20)財務相・中央銀行総裁代理会議であいさつし、「国際協調は危機に瀕している」と強い言葉で、世界的に広がる保護主義の動きに警鐘を鳴らした。写真はパリで昨年11月撮影(2019年 ロイター/Benoit Tessier)

[東京 17日 ロイター] - 麻生太郎財務相は17日、都内で開幕した20カ国・地域(G20)財務相・中央銀行総裁代理会議であいさつし、「国際協調は危機に瀕している」と強い言葉で、世界的に広がる保護主義の動きに警鐘を鳴らした。その上で「G20の本質的価値である国際経済秩序と国際協調に引き続き注力していく」と述べた。日本は今年のG20議長国で、今回が初会合となる。

麻生財務相は国際社会の課題として、「近年、経済成長が鈍化し金融の脆弱性が高まるなど、様々な下方リスクが存在する」と指摘。「このような状況で、国際経済秩序や国際協調といった価値は危機に瀕している」とし、その背景には「分配の不均衡から、一般市民の不満が高まっている」ことがあると分析した。

同時に「このままでは国際社会は分断され、各国はいよいよ閉鎖的となってしまう。保護主義や不公正な貿易慣行は、経済悪化と社会の不安定化を助長する」と、強い表現で懸念を表明した。

リーマン・ショック後の2008年11月に初めて開催されたG20首脳会合にも麻生財務相は首相として参加した経緯がある。同相は当時を振り返って「第1回会合の成果として保護主義、経済のブロック化、通貨の競争的切り下げに反対するコミットメントを表明した」と述べ、その重要性を強調した。

竹本能文

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