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G20外相、コロナ対策の連携強化など議論 2年ぶり対面会合

20カ国・地域(G20)外相会合が29日、イタリア南部マテーラで開かれた。対面での開催は約2年ぶり。会合では新型コロナウイルス対策での連携強化や世界経済の回復、アフリカ支援などについて話し合われた(2021年 ロイター/Andrew Harnik)

[マテーラ(イタリア) 29日 ロイター] - 20カ国・地域(G20)外相会合が29日、イタリア南部マテーラで開かれた。対面での開催は約2年ぶり。会合では新型コロナウイルス対策での連携強化や世界経済の回復、アフリカ支援などについて話し合われた。

議長国イタリアのディマイオ外相は「コロナの世界的大流行(パンデミック)により、国境を越えた緊急事態への国際的対応の必要性が浮き彫りになった」と述べ、各国に連帯を呼び掛けた。

ブリンケン米国務長官は、富裕国に比べてワクチン接種が遅れている貧困国へのワクチン供給が重要とした上で、「パンデミックを終わらせるためには、より多くのワクチンをより多くの地域に届ける必要がある」と訴えた。さらに、低所得国による「重大な債務の脆弱性」への取り組みをG20として後押しすると表明した。

日本からは茂木敏充外相が参加し、開発金融について発言した。中国の王毅外相兼国務委員はオンラインで参加。ブラジルとオーストラリアの外相もオンラインで参加した。ロシアと韓国からは外務次官が出席した。

ドイツのマース外相は、中ロの外相と顔を合わせられなかったのは残念だとし、「顔を合わせれば、会話する。ロシアと中国とは対話が必要になっている」と指摘。会合前、中国とロシアが自国の影響力拡大に向け新型コロナワクチンを特定の国に提供したことを取り上げると述べていた。

ブリンケン長官はドイツ、フランス、イタリアを訪問中、トランプ前政権が進めた「米国第一主義」とは一線を画し、バイデン大統領が掲げる国際協力姿勢を強調。G20外相会合でも「われわれは効果的に協力する必要がある。多国間主義でこれが可能になる」と語った。

イタリアのディマイオ外相は記者団に対し、「G20の一部が抱える相違を乗り越え、気候変動問題での協力を巡る合意が得られた。相違があっても、気候変動問題にともに対応し、持続可能な社会の実現に向けできる限り努める必要がある」と述べた。

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