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IMF、ソブリン債再編における状態依存債の活用を提唱

 11月19日、国際通貨基金(IMF)は各国政府に対し、状態依存債(SCDIs)の活用を通じたソブリン債再編の新たな枠組みに署名するよう呼び掛けた。写真はワシントンで2018年9月撮影(2020年 ロイター/Yuri Gripas)

[ワシントン 19日 ロイター] - 国際通貨基金(IMF)は各国政府に対し、状態依存債(SCDIs)の活用を通じたソブリン債再編の新たな枠組みに署名するよう呼び掛けた。

IMFは19日、週末の20カ国・地域(G20)の首脳会議を前に報告書を公表。この中で、経済の回復に応じた配当の増加が可能なSCDIsをより活用し、条件を標準化することで、ソブリン債再編において重要な役目を果たす可能性があると指摘した。

国内総生産(GDP)の伸びに連動したワラントなどのSCDIsは、標準的な設計ではない、流動性が乏しい、リスクが予測しづらいとの理由で債券投資家の評価が低く、実際に活用されることはほとんどない。

このため、条件を標準化し、クーポンをコモディティー相場など発行体である政府のコントロールが及ばない変数に連動させることで、SCDIsの魅力が高まる可能性がある。また、債務の株式化への活用も可能なほか、配当上限を外すことで魅力はさらに高まる。

IMFは一方で、災害など状況が悪化した場合に発行体の保護を厚くする必要性にも言及。新型コロナウイルス危機で見られた流動性危機に対応する新たな条項の採用を提案した。

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