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仏、G20声明署名に難色 ロシアのウクライナ侵攻糾弾を要請

20カ国・地域(G20)財務相・中央銀行総裁会議に出席するためインドを訪問中のルメール仏経済財務相は24日、G20声明について、昨年と同様にロシアのウクライナ侵攻を強く非難する文言を盛り込まない限り署名しないと表明した。写真は2月24日、インドのベンガルール郊外で開かれている20カ国・地域(G20)財務相・中央銀行総裁会議。ロシアも出席している(2023年 ロイター/India's Press Information Bureau/Handout via REUTERS)

[ベンガルール 24日 ロイター] - 20カ国・地域(G20)財務相・中央銀行総裁会議に出席するためインドを訪問中のルメール仏経済財務相は24日、G20声明について、昨年と同様にロシアのウクライナ侵攻を強く非難する文言を盛り込まない限り署名しないと表明した。

同相は「ウクライナ戦争に関し、2022年のバリ首脳宣言から一歩でも後退することに断固として反対する」と述べた上で「同じ文言を使うか、声明に署名しないかのどちらかだ」とした。

G20関係者によると、議長国のインドはロシアへの追加制裁に関する議論を望んでおらず、G20声明で「戦争」という言葉を使うべきではないと訴えている。

22年のG20バリ首脳宣言は「ロシアのウクライナ侵攻を最も強い言葉で非難し、ウクライナの領土からの即時完全撤退を求める」と明記していた。

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