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G20財務相会合閉幕、共同声明採択できず 食料問題では合意

 インドネシアで開かれた20カ国・地域(G20)財務相・中央銀行総裁会議は16日、世界的な食料不安と債務増への対応を確約したが、ウクライナ侵攻で各国が分裂する中、政策面での成果はほとんど得られなかった。写真はセミナーで演説するインドネシアのムルヤニ財務相。15日にヌサドゥアで代表撮影(2022年 ロイター)

[ヌサドゥア(インドネシア) 16日 ロイター] - インドネシアで開かれた20カ国・地域(G20)財務相・中央銀行総裁会議は16日、世界的な食料不安と債務増への対応を確約したが、ウクライナ侵攻で各国が分裂する中、政策面での成果はほとんど得られなかった。

イエレン米財務長官は、各国の相違により共同声明は発表できないが、深刻な食料安全保障に対応する必要性で「強い合意」が得られたと述べた。

議長国のインドネシアは議長総括を発表する。ムルヤニ財務相は、ウクライナに関する部分を除き、ほぼ全ての項目で合意が得られたと述べた。

イエレン長官は「ロシアはG20の一員であり、ウクライナ戦争について他の国々と意見が一致しなかった」としつつ、こうした不一致が緊迫した世界的な問題の進展を妨げるべきではないと指摘した。

ロシアの財務相はオンラインで、財務次官は直接出席した。ウクライナの財務相もオンラインで参加し、「的を絞った厳しい制裁」を求めた。

インドネシア財務相は、ウクライナを巡り分裂したG20をまとめるのは困難としながらも、食料問題に特別な注意が必要との点で全加盟国が同意し、供給を妨げている通商問題の解消を訴えた。

G20は、食料・肥料の供給問題に対処するため、財務相・農相による共同フォーラムを設置する。

共同声明で合意できなかったことについて専門家からは、強力な経済グループだったG20の脆弱性を示しているとの指摘が出ている。

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