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最近の市場変動は世界経済反映してない、為替安定が重要=麻生財務相
2016年2月27日 / 16:57 / 2年前

最近の市場変動は世界経済反映してない、為替安定が重要=麻生財務相

[上海/東京 27日 ロイター] - 麻生太郎財務相と黒田東彦日銀総裁は27日夜、上海で開催されていた20カ国・地域(G20)財務相・中央銀行総裁会議の終了後に共同で記者会見した。麻生財務相は今回のG20で、最近の市場変動は、世界経済のファンダメンタルズを反映していないとの認識で一致したと語った。

 2月27日、麻生財務相は、最近の市場変動は世界経済のファンダメンタルズを反映していないとの認識で20カ国・地域(G20)財務相・中央銀行総裁会議が一致したと語った。 写真は上海G20の開会式に参加する麻生財務相。26日撮影(2016年 ロイター/Aly Song)

また、黒田日銀総裁は、マイナス金利付き量的・質的金融緩和(QQE)は金利面で効果が現れているとG20で説明し、参加国から十分な理解を得られたと述べた。

年明け以降、急速に国際金融市場が不安定化する中で開かれた今回のG20では、市場安定に向けた各国の協調に注目が集まった。会議終了後に発表された共同声明では、均衡の取れた成長や市場の安定に向け、財政を含めたあらゆる政策手段を動員することを明記。

麻生財務相は「最近の市場変動は、世界経済の現在のファンダメンタルズを反映したものではないとの認識で一致した」と指摘。経済の下方リスクが顕在化した場合には「G20各国はこれに対処する意志と能力を持ち合わせていることを明確にした」と語った。

声明では為替について「過度の変動や無秩序な動きは、経済および金融の安定に対して悪影響を与える」とあらためて指摘。為替市場に関して「緊密に協議する」とし、通貨の競争的な切り下げを回避することや「競争力のために為替レートを目標とはしない」ことを再確認した。

この点について麻生財務相は「為替レートの安定が重要との認識を示すもの」との見解を示した。

また、黒田総裁は、G20各国に対して1月に導入したマイナス金利付きQQEについて説明。「あくまでも物価安定目標の早期実現」が目的であり、すでに国債や金融機関の貸し出しの金利が低下するなど「金利面では効果があらわれている」と発言し、「参加国から十分な理解が得られた」と語った。

伊藤純夫 編集:田巻一彦

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