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IMF専務理事、貿易保護主義と世界経済の地政学的分割に警鐘

 11月15日、国際通貨基金(IMF)のゲオルギエワ専務理事(写真)は、20カ国・地域(G20)首脳に対し、貿易保護主義が「根付く」ことを許してはならないと述べ、世界経済を地政学的ブロックに分割することは成長に大きな打撃を与えると警告した。写真は代表撮影(2022年 ロイター)

[ヌサドゥア(インドネシア) 15日 ロイター] - 国際通貨基金(IMF)のゲオルギエワ専務理事は15日、20カ国・地域(G20)首脳に対し、貿易保護主義が「根付く」ことを許してはならないと述べ、世界経済を地政学的ブロックに分割することは成長に大きな打撃を与えると警告した。

G20首脳会議(サミット)での発言準備原稿によると、ゲオルギエワ氏は、ロシアのウクライナ戦争、高インフレ、気候災害の結果、世界で3億4500万人が食料危機に見舞われていると指摘。G20各国は「貿易に役割を担わせる」べきと述べた。

「特に食料と肥料の障壁を取り除くことは何億もの人々の苦しみに対処する上で大きな役割を果たすことができる」と訴えた。

専務理事は以前から、米・西側同盟国と中国など国家主導型経済圏に分裂することに警鐘を鳴らしてきており、IMFは世界がそのように分裂すれば、GDPを少なくとも年間1.5%押し下げると試算している。

専務理事は「国際協力に基づいた開放経済圏に比べ、そのコストは2倍以上になる」との見方を示した。

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