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G7開発金融機関、アフリカへ800億ドル投資

[ロンドン 14日 ロイター] - 先進7カ国(G7)の各開発金融機関(DFI)は14日、アフリカの企業やプロジェクトに今後5年間で計800億ドルを投資すると発表した。

国際通貨基金(IMF)はサハラ以南のアフリカについて、新型コロナウイルスのパンデミック(世界的大流行)で悪化した貧困水準を和らげるために2025年までに追加で4250億ドルが必要と試算している。

同地域は気候変動による打撃も大きい。G7が共同でアフリカに出資するのは初めて。

米国際開発金融公社(DFC)のマーキック最高執行責任者(COO)は、アフリカへの投資はバイデン政権下で「優先事項」だと語った。昨年に50億ユーロ(60億ドル)超を投資した欧州投資銀行(EIB)のホイヤー総裁は、多国間でさらに協力する準備ができていると述べた。

欧米諸国には、人口が急増しており、鉱物資源が豊富なアフリカでの中国やロシアによる経済的、政治的影響力の拡大に対抗する狙いがある。

週末にはG7が、向こう1年間で貧困国に対して新型コロナワクチン10億回分を提供すると述べた。また、景気低迷に対応するために国際通貨基金(IMF)の拠出金から追加で1000億ドルを提供すると報じられている。

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