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米、ワクチン5億回分を貧困国に寄付 他のG7にも貢献呼び掛け

米政府は10日、35億ドルを投じて米ファイザーと独ビオンテックが共同開発した新型コロナウイルスワクチン5億回分を世界の貧困国100カ国に寄付すると表明した。写真は1月11日撮影(2021年 ロイター/Dado Ruvic)

[カービスベイ(英イングランド) 10日 ロイター] - 米政府は10日、35億ドルを投じて米ファイザーと独ビオンテックが共同開発した新型コロナウイルスワクチン5億回分を世界の貧困国100カ国に寄付すると表明した。

バイデン政権幹部は「世界中に希望を届ける」という目標達成に向けた「主要な一歩」とし、米国は寄付の見返りは求めないと表明。米国は先進7カ国(G7)首脳会議に先立ち発表し、他のG7諸国にも同様に貢献するよう呼び掛けた。

ファイザーとビオンテックはこれに先立ち、年内に2億回分、来年上半期に3億回分を供給すると表明。ファイザーのブーラ最高経営責任者(CEO)は「米政府とのパートナーシップを通して、われわれのワクチンが迅速に世界の貧困国に届けられる」と述べた。寄付されるワクチンはファイザーの米国内の施設で製造され、非営利価格で提供される。

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