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マクロン仏大統領とメローニ伊首相、G7で会談 移民問題を協議

 フランスのマクロン大統領(写真左から3番目)とイタリアのメローニ首相(左から1番目)は5月20日、主要7カ国首脳会議(G7広島サミット)に合わせて会談し、ウクライナ情勢や移民問題について協議した。広島市で同日、代表撮影(2023年 ロイター)

[広島市 20日 ロイター] - フランスのマクロン大統領とイタリアのメローニ首相は20日、主要7カ国首脳会議(G7広島サミット)に合わせて会談し、ウクライナ情勢や移民問題について協議した。

両国を巡っては、ダルマナン仏内相が今月上旬、メローニ氏の右派政権が移民問題を解決できておらず、移民危機を解決できるとの公約を破ったと批判。これを受けてイタリア政府が、謝罪を求める事態となっていた。

両首脳は20日、約45分間会談した。仏大統領府当局者は、両氏がウクライナ情勢や移民、チュニジアなど重要な問題を協議し、見解の一致が見られたと記者団に述べた。チュニジアについては、移民抑制に向けて現地の情勢を安定化させるため、金融支援が必要との考えで一致したという。

メローニ氏は別の会見で、マクロン氏と良い会談を行ったとした上で「イタリアとフランスは欧州の主要な2カ国であり、多くの問題で非常に緊密な関係にある」と述べた。

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