[ブリュッセル 5日 ロイター] - 欧州連合(EU)当局者は5日、カナダのシャルルボアで8日から開かれる先進7カ国(G7)首脳会議(サミット)で米国の鉄鋼・アルミニウム関税を巡る問題が進展しないとの見方を示した。
当局者は「米国との協議で打開があるとは期待していない」と述べた。
先週開かれたG7財務相・中央銀行総裁会議では、参加国から米トランプ政権による鉄鋼・アルミ関税に批判が相次いだ。
また、あるEU当局者は「G7サミットへの期待は極めて低い」とし、欧州がトランプ政権と共に取り組めるのは結束を示すことだけだと述べた。