[広島市 20日 ロイター] - サリバン米大統領補佐官(国家安全保障問題担当)は20日、当地で開かれている主要7カ国首脳会議(G7サミット)について、中国に対する共通したアプローチに関する声明を発表すると述べた。
中国からの「デカップル(切り離し)ではなく、デリスク(脱リスク)」を目指すとしている。対外投資に関する措置など、重要技術を保護する対策の枠組みを示す計画という。
サリバン氏は記者団に「コミュニケでは各国が独自の独立した関係とアプローチを持つと指摘するが、われわれは団結しており、一連の共通要素について連携する」と発言。中国と協力しつつ、さまざまな分野の重大な懸念事項に対処するG7の計画に言及した。
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