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ゲームストップの取締役退任、背景にファンド投資家の警戒=関係筋

ヘッジファンドのヘスティア・キャピタル・パートナーズの運用担当者カート・ウルフ氏は今週、ゲーム専門店の米ゲームストップの取締役を辞任した。写真はゲームストップの株価チャート、2月撮影(2021年 ロイター/Dado Ruvic)

[8日 ロイター] - ヘッジファンドのヘスティア・キャピタル・パートナーズの運用担当者カート・ウルフ氏は今週、ゲーム専門店の米ゲームストップの取締役を辞任した。ヘスティアはゲームストップ株を保有しているが、株価が急騰したゲームストップへの投資はリスクが高すぎるというファンド投資家の懸念が辞任の背景にあるという。3人の関係者が8日明らかにした。

取締役を辞任することで、ウルフ氏はゲームストップの株式を制限なく売却して投資家の償還要求に応じることができるという。

ヘスティアの3月末時点の運用資産は7560万ドル。ゲームストップは最大の投資先で、31万8600株(5380万ドル相当)を保有している。

ヘスティアは主に過小評価されている企業へ投資しており、2019年に1株当たり約5ドルでゲームストップ株を購入した。関係筋によると、ウルフ氏はゲームストップの株式売却を計画している。

ヘスティアのような小規模のヘッジファンドに複数投資するファンド・オブ・ヘッジファンズのエマージェント・キャピタル・アドバイザーズはヘスティアの最大投資家だったが、3月末にウルフ氏に対してポートフォリオの管理権を同社に戻すよう要求した。ウルフ氏は1月にエマージェントの要請で既に2000万ドル相当のゲームストップ株を1株当たり約20ドルで売却している。複数の関係者が明らかにした。

エマージェント・キャピタルのスポークスマンはコメントを拒否している。ウルフ氏からのコメントは得られていない。ゲームストップは8日の当局提出文書で「ウルフ氏の辞任は同社や取締役会との見解の相違が理由ではない」と説明しているが、コメントの要請には応じていない。

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