[26日 ロイター] - 米マサチューセッツ州のガルビン州務長官は4営業日連続で急上昇した米ゲームストップ株の取引について、株式オプション取引で何か「システム上問題がある」可能性があるとの見解を明らかにした。米金融専門誌バロンズが26日報じた。
ゲームストップは26日の取引で93%上昇し、引け後の時間外取引でもさらに値を上げた。オンライン掲示板「ウォールストリートベッツ」を利用しているトレーダーが株価を押し上げており、多くはコールオプション(買う権利)を購入している。
ガルビン氏はバロンズに「この問題を当然認識している。(ゲームストップの)オプション取引にシステム上何か問題があることを示唆しており懸念している」と述べた。
ゲームストップとマサチューセッツ州の証券規制当局はロイターのコメントの要請に応じていない。
12日時点で19ドルだったゲームストップの株価は26日の終値で147.98ドルと7倍超となっている。
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