March 22, 2018 / 8:31 PM / 6 months ago

英中銀、金利巡り意見割れる 5月利上げ観測

[ロンドン 22日 ロイター] - イングランド銀行(英中央銀行)は22日、政策金利を0.50%に据え置くことを決定した。

委員7人が据え置きに賛成したものの、予想に反し2人が0.75%への利上げを支持した。これを受け、市場では5月利上げ観測が強まった。

中銀は、予想通りに国債の買い入れ枠を現行の4350億ポンドに維持することも決めた。

利上げを支持したのは、マイケル・ソーンダース委員とイアン・マカファーティー委員で、非常時を上回る水準に金利を引き上げる時期との考えを示した。

中銀は2月時点で2.7%のインフレ率を、目標の2%に戻すため、「現在進行中の引き締め」が必要になる公算が大きいとの見解を示した。

フィデリティ・インターナショナルのファンドマネジャー、エド・モンク氏は「これ以上はっきりした、借り手に対する英中銀のメッセージは出てこないだろう。現段階で利上げに備えるべきだ」と話した。

金融市場の反応は比較的薄かった。英ポンドが対ユーロで一時9カ月ぶりの高値をつけた。

投資家が織り込む5月利上げ確率は、声明公表前でも70%となっていた。

中銀は「展望期間にわたり需要過剰が予測されていることを踏まえると、現在進行中の金融政策の引き締めがインフレを持続的に目標に戻すために適切となる」とした。

中銀は昨年11月に約10年ぶりの利上げを実施したが、今回の会合で追加利上げが決定されると予想するエコノミストはいなかった。また、ソーンダース委員、もしくはマカファーティー委員が利上げを主張するとの予想も少数派だった。

英国と欧州連合(EU)が今週、EU離脱後の激変緩和策「移行期間」の扱いで合意したことを受け、5月利上げの主要阻害要因が1つ消えたとみられている。

米国の関税方針について、中銀は直接の影響は限られる公算が大きいが、世界的に保護主義が大きく広がれば「著しいマイナスの影響」が出るとの認識を示した。

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