October 1, 2018 / 3:30 PM / 22 days ago

米GEが1年でCEO交代、経営改善の鈍さ浮き彫り 株価急伸

[1日 ロイター] - 米ゼネラル・エレクトリック(GE)(GE.N)は1日、ジョン・フラナリー最高経営責任者(CEO)を交代させ、2015年の大型買収などに伴う電力部門ののれん費用約230億ドルを償却する方針を明らかにした。

 10月1日、米ゼネラル・エレクトリックは、ジョン・フラナリー最高経営責任者(中央)を交代させる方針を明らかにした。ニューヨークで昨年11月撮影(2018年 ロイター/Alwyn Scott)

電力事業が軟調で、通年のフリーキャッシュフローと1株利益が見通しを下回るとの予想も示した。

株価は序盤の取引で約13%高と、S&P総合500種構成銘柄で上昇率トップとなっている。

フラナリー氏がCEOに就任した昨年8月以降、株価は半値以下に下落。前週末時点の時価総額が1000億ドルを下回り、2007年水準の3分の1以下となっていた。

取締役会は、2月から取締役会メンバーで、米医療機器メーカー、ダナハー(DHR.N)復活の立役者とされるH・ローレンス・カルプ・ジュニア氏(55)を新CEOに全会一致で指名した。

フラナリー氏の退任は、GEの経営改善ペースの鈍さを浮き彫りにした。人員削減や事業縮小を進めたが、発電機械を製造する発電所部門の問題などで業績悪化が続いた。

先月には、最新型タービンを使う複数の発電所が部品不具合のため閉鎖を余儀なくされ、事業見通しが悪化していた。

メリウス・リサーチのアナリストはCEO交代について、「電力部門の短期的な問題が解決するわけでないが、外部出身者として費用を巡る困難な決断を下すことが可能になるだろう」と話した。

同アナリストは、電力事業の修復は可能だが、「多くの余剰能力や実行決定のまずさ」に直面し、電力部門が収益にまったく寄与しないという見方を株価はすでに織り込んだとの見方を示した。

GEによると、電力部門ののれんは約230億ドルで、損金計上で大半を償却する。非現金費用は主に15年の仏アルストム(ALSO.PA)電力資産買収に関わるもので、石炭発電所がコスト高を理由に閉鎖される中、GEは買収で関連技術の影響を受けやすくなっていた。

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