[シカゴ 15日 ロイター] - 米複合企業ゼネラル・エレクトリック(GE)のカロリーナ・ダイベック・ハッペ最高財務責任者(CFO)は15日、サプライチェーン(供給網)の制約が続いており、顧客への納品に依然として影響が出ていると明らかにした。
第2・四半期の売上高は供給網の問題やマクロ経済的な要因により5%押し下げられた。
同CFOはモルガン・スタンレーの会議で、これらの要因がジェットエンジンやヘルスケア製品の生産に引き続き影響を及ぼしていると指摘。「サプライチェーンの状況は依然として厳しく、納品に影響を与えている」と述べた。
これによりキャッシュフローが圧迫される見込みだとし、第3・四半期のフリーキャッシュフローは第2・四半期と同水準か、わずかに上回る程度になると予想した。
第2・四半期のキャッシュフローは1億6200万ドルだった。
第3・四半期の売上高については、1桁台半ばの伸び率を見込んでいるとした。
私たちの行動規範:トムソン・ロイター「信頼の原則」