[上海 31日 ロイター] - 中国自動車メーカーの吉利汽車は31日、同社のハイエンド電気自動車(EV)ブランド「Zeekr」をスピンオフし、上場する計画だと発表した。
声明によると、Zeekrの上場先、募集規模、価格帯など、提案されているスピンオフの条件はまだ確定していない。
吉利汽車とその親会社である浙江吉利控股集団 は、流行に敏感な若い顧客をターゲットにしたプレミアムブランドとして、2021年4月にZeekrを立ち上げた。
昨年8月、Zeekrはインテル・キャピタル、電池メーカーのCATL、オンライン・エンターテインメント企業のビリビリなどの投資家から初の外部資金として5億ドルを調達した。
吉利の社長でZeekrの最高経営責任者である安聰慧氏は先に、Zeekrは今年7万台の販売目標を達成する自信があると述べており、同ブランドは2025年までに年間65万台の販売を目標としている。
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