[シカゴ 1日 ロイター] - 米ゼネラル・エレクトリック(GE)のラリー・カルプ最高経営責任者(CEO)は1日、供給網の制約により顧客への納品が最大の課題になっていると明らかにした。
需要は幸い強いとした上で、全事業部門が顧客の需要を満たすのに「多数の課題」に直面していると述べた。
GEは供給網混乱やインフレの影響を緩和するため値上げや部品の代替調達先確保、生産性向上などに取り組んでいる。
カルプ氏はこうした対策について、今年の総コストを20億ドル押し下げるのが狙いだとした。
また米国を含む複数の自社工場ではここ3カ月、多くの労働者が新型コロナウイルスに絡む隔離を行ったためフル稼働できていないとし、部品メーカーも同様の問題に悩まされていると述べた。
私たちの行動規範:トムソン・ロイター「信頼の原則」