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後発薬普及「20年9月に80%以上」、骨太で目標前倒し明記=政府筋
2017年5月23日 / 02:05 / 6ヶ月前

後発薬普及「20年9月に80%以上」、骨太で目標前倒し明記=政府筋

[東京 23日 ロイター] - 政府は、後発医薬品の使用割合を80%以上とする目標を前倒しする方向で調整に入った。6月上旬に閣議決定する経済財政運営の指針(骨太方針)で、達成時期を「2020年9月」と明記する。20年度末としてきた従来目標を半年間前倒しし、医療費の抑制をはかる方針だ。

 5月23日、政府は、後発医薬品の使用割合を80%以上とする目標を前倒しする方向で調整に入った。6月上旬に閣議決定する経済財政運営の指針(骨太方針)で、達成時期を「2020年9月」と明記する。写真は14日、首相官邸で撮影(2017年 ロイター/Toru Hanai)

複数の政府筋が明らかにした。特許切れの成分でつくる後発薬は新薬より価格が安い。重複投薬や多剤投与などの現状を踏まえて具体的な普及策を検討するほか、薬価制度の抜本改革も併せて議論し、年末までに結論を得たい考え。

安倍晋三首相は、経済の好循環を加速させるうえで「人材投資や教育の質の向上が重要」との認識を示しており、社会保障の効率化とともに人材・研究開発投資を拡充し、社会全体の生産性を高める狙いもあるとみられる。

厚生労働省によると、後発薬の使用割合は15年9月時点で56.2%。新薬から後発薬にすべて置き換えた場合の効果額は9400億円程度との試算もあり、使用割合が80%に引き上がれば、抑制効果は数千億円規模に上る公算が大きい。

山口貴也

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